このブログを読んでくれているのは、今事務の仕事をメインにしていて、キャリアアップのために別のスキルを考えている人だと思います。僕はデザイナーはピッタリですよ、と言う話をここでしているんですけど、いくらピッタリでもこれからの時代が移り変わっていく中で生き残る仕事なのか、これは大事な問題です。
僕が勧める「販売促進系のグラフィックデザイナー」と言う仕事、果たしていつまで持つ職種なんでしょうか?
消えた仕事
1995年にウィンドウズ95が登場して、インターネットが広まってスマホが登場してSNSが広がって、っていうこの20年ぐらいの時代の変化のスピードは、それ以前を知っている身からすると本当に異常なスピードですよ。
昔話の時代まで遡ってみてください。何かあると村で一番年上の人に相談していたんですよ。世の中のことを一番知っている人イコール一番長く生きている人。50年とか60年の間、世の中に大きな変化がなかったっていうことですよね。
20年前まで写真は、カメラにフィルムを入れて、それを店に持っていって現像、要はプリントしてもらってみんなに配るっていうものだったんですけど、今の30歳の人でカメラにフィルムを入れたことがある人って多分いないですよね。
このカメラ用のフィルムは巨大な産業だったわけですけど、スマートフォンの登場にとどめを刺されて市場が縮小、産業用の限られたものを残して世の中から消えてしまいました。当然そこで仕事をしていた人たちは仕事を失ってしまいました。
レジ打ちの仕事も外国人がやってるな、と思ってるうちにセルフレジになってきました。時代のスピードが速くなるということは仕事の寿命も短くなるっていうことですね。
デザインの仕事の寿命
前置きが長くなりました。気になるのはデザインの仕事は、いつまで持つのか、もうじき消えてしまうのか、そういうことですよね。
結論から言います。安心してください、デザインの仕事、中でも「販売促進系グラフィックデザイナー」の仕事が近々消える、という心配は全くありません。身内の贔屓ではありません。理由があります。日本が資本主義を辞めてしまわない限り、デザインの仕事がなくなることはありません。
デザイン仕事がなくならない理由
それはなぜか、というと、資本主義というのは消費者が自分で買いたいものを選ぶことができる社会です。反対は全ての物品が有無を言わせず配給される社会。資本主義の国では、会社は自分とこの商品を選んでもらわないと生き残れません。そのためにいかに自社の製品が優れているか、アピールをしないといけません。
このアピールに不可欠なのが販売促進系のデザイナーなんです。
どんなにいい商品でも、それが伝わらない限り売れません。これ、みんな頭ではわかってるんですけど、いざ広告を作る、チラシを作るとなった時、デザインを知らない人だけで作るとスペックを並べただけの取扱説明書のようになってしまうんです。これだとライバルがいた時勝てません。
それを救うのがデザイナー、ということで、資本主義と販売促進デザイナーは表裏一体、安心してデザインの勉強をしてもらって大丈夫なんです!
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